私は基本的にはおかっぱりの釣りばかりしていますが、おかっぱりでも使える魚探があるということを知りましたので、今回購入しました。
Garmin(ガーミン)社製のSTRIKER Cast(ストライカーキャスト)という魚探です。
競合他社の商品にDeeper社製のDeeper Proなどがあるのですが、私自身、Garmin社の別分野の製品になじみがあったため、今回はSTRIKER Castを購入することにしたのです。
この記事では、STRIKER Castの使用方法の解説や、レビューを書いています。
STRIKER Castを開封
今回購入したのは、STRIKER CastのGPS付モデルです。
コンパクトなパッケージの中には本体、収納用の袋、20ft(約6m)のロープ、スイベル付きのスナップが2つ、充電用のUSBケーブル(専用規格)、説明書が2つ入っていました。
収納用の袋がついているのはありがたいですね。
STRIKER Castの外観
STRIKER Castの本体は10面体のような形をしています。
本体の裏側には充電口が付いており、専用規格のUSBケーブルを差し込むことで充電ができます。
充電口が見ての通り剥き出しですので、釣行後は真水で洗浄して錆を防ぐ必要がありそうです。
STRIKER Castの使用方法
以下ではSTRIKER Castの使用方法を解説します。
使用を開始する前に、本体を充電しておきましょう。
Garmin STRIKER Castアプリのインストール
上記のリンクからお手持ちのスマートフォンにSTRIKER Castアプリをインストールしましょう。
インストールが完了し、アプリを開いたら利用規約が表示されます。
チェックを入れて”続行”をタップしてください。
利用規約に同意すると、Garminアカウントのログイン画面が表示されます。
アカウントを持っていない方は作成し、次へ進んでください。
アプリとSTRIKER Castを接続する
Garminアカウントのログインに成功すると、STRIKER Cast本体との接続が求められます。
STRIKER Castを接続しますをタップしてください。
ここで、STRIKER Castの電源をオンにする必要があります。
STRIKER Castに充電ケーブルを差し込み充電するか、STRIKER Castを水に浮かべることにより電源がオンになります。
STRIKER Castの電源がオンになると、”STRIKER Castに接続しますか?”と表示されますので、”はい”をタップしてください。
STRIKER Castとの接続が完了したら、”完了”をタップしてください。
すると、ソナーの画面が表示されます。
水に浮かべることにより、自動的にソナーが探知を始めます。
表示される単位を変更する
デフォルトの状態では、水深がヤード、水温が華氏、距離がマイルで表示されるため分かりづらいです。
画面右下の設定から単位を選択し、深度をメートルに、気温を摂氏に、距離をキロメートルに変更しましょう。
STRIKER Castをタックルに取り付けてキャストする
STRIKER Castを使用するためには、竿とリールとラインにSTRIKER Cast本体を取り付けてキャストする必要があります。
スイベル付きのスナップが本体に付属していますので、ラインと結んで本体と繋げましょう。
STRIKER Castの重さが75gありますので、遠投する場合は硬めのロッドが必要です。
ミディアムハード以上のショアジギングロッドなどが必要になると思います。
手前にちょい投げする程度でしたらライトなものでも大丈夫だと思います。
ラインの太さは最低でも20ポンド(ナイロンで約5号、PEで約1号)が必要と説明書には書いていましたが、私はその程度の強度だとロストしてしまう不安があったので、ナイロン9号のラインを使用しました。
STRIKER Castを回収しながらソナーを確認する
STRIKER Castは、本体の真下の魚影を映し出します。
キャストしたSTRIKER Castを回収しながらソナーを確認しましょう。
画像では、14mから下の部分が真っ赤になっており、この14m地点が底であることを表してます。
そして、0~6m地点にかけては赤や黄色になっていますが、これは魚群がいることを表しています。
また、ソナーの画面の右上にある三本線をタップすると、ソナーの感度やレンジなどを調節できます。
感度は自動でいいと思いますが、レンジはその釣り場で一番深いところと合わせるとよいです。
そして、詳細設定の魚記号にチェックを入れると、ソナーで魚を探知した際に魚の記号を表示してくれます。
STRIKER Castのメリット
はじめての釣り場でも地形が分かる
はじめて行く釣り場だと、海底の地形が分からないですよね。
STRIKER Castを使用すると、水深の情報から地形を把握することができます。
急に水深が浅くなるポイントがあったら、そこにかけ上がりがあるということが推測できます。
上記の画像では、水深7mから急に浅くなるポイントがあり、その周辺に魚影が映っています。
その釣り場に魚がいるかどうか分かる
釣りをしていて、魚がいるかどうかを把握することはモチベーションを保つ上で重要だと思います。
また、タナが正確に分かるため、非常に効率的に釣りを楽しめます。
競合他社の製品よりも安い
STRIKER Castと似たような製品として、”Deeper Smart Sonar Pro”がありますが、値段は公式ストアで28,900円です。(2023年9月19日現在)
一方、STRIKER CastのGPSモデルは公式ストアで25,300円です。(2023年9月19日現在)
STRIKER Castのデメリット
ロストした時のダメージが痛い
STRIKER Castは競合の製品よりは安いですが、それでも釣具としては高い部類に入ります。
ラインを取り付けてキャストする関係上、ラインが切れてロストしてしまう可能性もあります。
紛失の保証はありませんので、ロストした時のダメージはかなり大きいです。
太めのラインを使うなどしてロストしにくくすることが重要です。
水深45mまでしか対応していない
STRIKER Castは水深45mまでしか対応していないので、ボートで深場に行く方にはおすすめしません。
しかし、45mまで対応していればおかっぱりでは基本的には困ることはないと思います。
STRIKER Castの総評 – 買って損なし!
STRIKER Castの総評としては、非常に面白いし、実用的であるということです。
普段よく行く釣り場でも、地形を詳細に知ることができるようになったり、タナを事前に把握して効率的に釣りを楽しめるようになりました。
ロストだけは怖いですが、そこは割り切るしかありませんね。
また、競合他社の製品よりも安いのもよかったですね。
こういうガジェット系のものが好きな方でしたら購入して損は無いと思います。
おかっぱりからだけではなく、筏やカセ釣りでも使えるのも良いです!
オフショアは本当にタナが大事ですので
STRIKER Castをお得に買う方法
STRIKER Castは、楽天市場かヤフーショッピングのGarmin公式ストアで購入することをおすすめします。
Amazonでも販売されているのですが、公式ストアから購入すると楽天市場やヤフーショッピングのポイント還元を受けることができるからです。
私の場合はヤフーショッピングの公式ストアから購入しましたが、超PayPay祭りをしていた時期でしたので、5000ポイントほどの還元を受けることができました。
購入当時の定価は25300円でしたが、実質20000円ほどで購入することができたのです。
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