サビキ釣りでは、カゴに撒き餌を詰めて海中に仕掛けを落とすことにより魚を釣ります。
しかし、その仕掛けを海中でほったらかしにしたままでも魚は釣れるのでしょうか?
今回は、そんな疑問に対して解説をしたいと思います。
結論:ある程度はほったらかしでも良いが、ほったらかしにも限度がある
サビキ釣りで仕掛けを海中に投入してほったらかしにしても、ある程度の間は大丈夫です。
撒き餌が仕掛けの周りで滞留している間は魚が寄ってくるため、その間は魚が釣れます。
しかし、撒き餌が潮の流れで流されていくと集魚効果が無くなってしまうので魚が釣れにくくなります。
ですので、大まかな目安としては長くとも5分程度ごとに仕掛けを回収してカゴに撒き餌を詰めなおしましょう。
魚が釣れていないような状況ではもっと頻繁に餌を撒いても良いです。
サビキ釣りにおいては、撒き餌を常に効かせつづけることで魚の群れを目の前に留め続けることが重要です。
アジの場合は誘いを入れずにほったらかした方が釣れやすい
サビキ釣りでアジを狙う場合は、竿をしゃくって誘いを入れるようなことをせずに、ほったらかしておいた方が釣れやすいことが多いです。
アジは基本的にはベタ底にいることが多いので、仕掛けを底まで落とし、その後は竿を置いておいたり、誘いを入れずにじっと手で持っておきましょう。
活性が高い魚は撒き餌が無くても釣れることがある
海の中に魚が大量がいるような状況では、撒き餌をカゴに入れずとも魚が入れ食いになるような状況があります。
そのような状況では、ほったらかしでも魚が大量に釣れます。
サビキ仕掛けをほったらかして大物を狙う釣り方もある
サビキ仕掛けにアジやイワシなどの小さい魚が掛かった状態で放置しておくことで、ブリやカンパチやヒラメなどの大物を狙う釣り方があります。
一種の泳がせ釣りであり、喰わせサビキ(食わせサビキ)や落とし込み釣りなどと言われます。
通常の泳がせ釣りでは、餌をいちいち自分で針に付けて仕掛けを投入する必要があるので、手間がかからず楽であると言えます。
また、「ほったらかしヒラメサビキ」という仕掛けも販売されています。
こちらも喰わせサビキの仕掛けですね。
喰わせサビキの仕掛けは普通のサビキ仕掛けと違い、大物が掛かった時のために針が太軸であったり、ハリスも太いものが使われています。
ほったらかしヒラメサビキについて
ささめ針さんのほったらかしヒラメサビキを実際に使用したのですが、Lサイズはかなり針が大きくベイトのアジなどが掛かりにくいので、普通の堤防や釣り公園で使用する際にはSサイズかMサイズが良いと感じました。
こちらの仕掛けは夜光玉が付いており、アピール力も高くなっています。
まとめ
サビキ釣りでは、ある程度の間はほったらかしにしていても魚が釣れます。
特に、アジを釣りたい場合はしゃくったりして誘いを入れるようなことはせずに、ほったらかしにしておいた方が釣れやすいことが多いです。
しかし、ほったらかしにも限度がありますので、定期的に仕掛けを回収して、撒き餌をよく効かせるようにしましょう。
また、サビキをほったらかして大物を狙う釣り方もありますので、ぜひ挑戦してみましょう!
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