釣具店にて、泳がせ釣りの餌としてウグイ(ギンペイ)が売られていることがあります。
泳がせ釣りの餌は基本的にはアジが使われることが多いですが、ウグイでも釣れるのでしょうか?
今回はそんな疑問に対して解説をしたいと思います。
ウグイの泳がせ釣りは釣れなくはない
結論から言いますと、ウグイの泳がせ釣りは“釣れなくはない”です。
実際に、私はウグイの泳がせ釣りでヒラメやハマチといった魚が釣れた経験があります。
しかし、私の経験上アジと比較すると釣れにくい場合が多いです。
基本的にウグイは淡水魚であり、海に生息するフィッシュイーターの魚にとって「マッチザベイト」しないことが要因であると考えられます。
簡単に言いますと、ブリなどの魚にとってウグイは口に合わないことが多いのです。
ウグイの泳がせ釣りで釣れる魚
ウグイの泳がせ釣りで釣れる魚は、フィッシュイーターと呼ばれるブリなどの青物やスズキやヒラメです。
釣れる魚自体はアジやイワシを餌にした場合と変わらないと思います。
なぜウグイが泳がせ釣りの餌として使われるのか
では、なぜウグイが泳がせ釣りの餌として使われるのでしょうか?
理由はウグイの入手性が良いことにあると考えられます。
アジは時期によっては調達することが難しく、釣具店にも在庫が無い場合があります。
しかし、そんな場合でもウグイは販売されていることが多いです。
ウグイは養殖しやすい魚であり、入手性が高いのです。
また、釣具店にとって淡水魚であるウグイはアジと比較して管理がしやすいのです。
海水魚の管理には大規模な設備とコストがかかります。
ウグイとギンペイの違いについて
養殖されたウグイのことをギンペイと呼ぶことがあります。
ですので、ウグイとギンペイは同じものと考えてよいです。
淡水魚であるウグイは海水でどの程度生きるのか
ウグイは淡水魚ですが、泳がせ釣りで海に放した場合どの程度生きるのでしょうか?
結論としては、アジと同じ程度に長生きします。
ウグイの生命力は非常に高く、海水でも長時間生きることができます。
また、天然のウグイは川から海に下りてくるタイプの物もいます。
ウグイは、一般的には淡水魚として知られていますが、海に下るタイプもおり、前者は淡水型と称され一生を河川等に生息し、後者は降海型と称され一時期を海で過ごします。
公共財団法人 海洋生物環境研究所 ,「海生研/海の豆知識 Vol.85ウグイ」, https://www.kaiseiken.or.jp/umimame/umimame85.html
ウグイは一匹何円で売られている?
ウグイの値段は釣具店によって差がありますが、私の知る限り1匹100円~200円程度で売られていることが多いです。
大きさによって値段が変わる店もあります。
アジよりは安く売られていることが多いですね。
まとめ
ウグイの泳がせ釣りで魚は釣れなくはないですが、基本的にはあまりおすすめしません。
しかし、アジなどの魚を餌として調達できない場合は、ウグイを餌として使用してもよいです。
ウグイを利用して楽しい泳がせ釣りを楽しみましょう!
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